早朝、信州にて

昨夜の雨に心躍らせて早起き。川へ。

思っていたよりも珈琲牛乳色の流れ。これはどうしたものかとミノーを放る。

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可愛い奴が濁流から飛びついてきた。サンキュー。

 

それからも多くノせるが、ふっとバレてしまう。3匹立て続けに大物を逃して、さすがに「嗚呼、おい!」と誰もいない河畔で自らをたしなめる。この悔しさよ……。どうもロンドンでのストロング・スタイルの釣りが体に染み付いていて、5ftの竿を、シンキングミノーを瀬の中でどう扱ったものか勘所に欠く。

 

と、また魚信。今度こそはと慎重に。

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ならずともバレなさそうなくらいにがっぷりとくわえ込んでいた。26cm。言うことなし。

そぼ濡れた代償としても、悪くない。The reward of fishing under the rain is always worth it.

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先日ロンドンのFarlowsで買い求めたHARDYのプライヤも早速活躍。嬉しい。

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そのあとも小型が立て続けに出て、この日は計6尾。寒さすら覚えた、よい渓流の雨の朝。いつだって雨に濡れての釣りは、その価値がある。

 

編集者、ライター、サイクルロードレース実況担当(GCN)、レースMC、釣り人、シクロクロッサー。

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