2022年に読んだ本

2022年は春から仕事も住む場所も、環境ががらりと変わったけれど、時間に余裕のある日も増えてきて、森の中のような家で本を読むようになったのは嬉しい変化だった。年末の大掃除にと引っ越して以来手つかずでいた本棚周りも大きく手

在宅な日々のあれこれ 仕事環境編 

天気予報と曜日を気にしなくなった在宅の日々も、この6月で終わるのだろうか。いろいろと考えさせられ、いろいろと思いを巡らせたりもしたが、「日常」に飲み込まれる前に、忘備録的にこの日々をメモしておく。まずは、仕事環境について

春は盲腸

いつだって他人事なのだ、自分の身に起きるまでは。いつまでも止まないんだ、この腹の痛みが。まさかの盲腸であった。 ちょうど先週、勤めていた会社を辞めふらりと関西へ旅に出ていたのだった。京都の散策を楽しんだり、のんびり読書と

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PERFECT DAY vol.2

1/22発売の雑誌『PERFECT DAY』vol.2 に野辺山シクロクロスを軸とした、シクロクロスの紹介記事を寄せました。自転車レースをあまり知らない人向けの記事で、書いていて新鮮でした。ぜひご覧ください。 It ho

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ツールド日本海2017

日没後の闇と、明け方一歩手前の闇がひと続きのものだなんて、とうてい信じられないのだった。 たどり着いた日本海は見えず、波の音と湿った潮風に海を感じる。ここまで284km。よく走った。人生で圧倒的に最長の距離だった。もう1

あの言葉は今もまだ

転職をして住まいを変えて、環境ががらりと変わったいま、いろいろと思うところも書きたいこともあるはずなのだけれど、特になにか劇的なことがあるわけでもなく、そして生きている実感の無い時に特有の涙もろさが先行して雨の休日を過ご

真夏の通り雨

快晴の夏の日、夕暮れ前の一瞬に通り雨。太陽が照りつける最中の、あっけない土砂降り。 八ヶ岳最後の夏の物思いを加速させる。 真夏の通り雨。 最近のJ POPで一番すきな歌。PVも味わい深い。

短歌がうたうもの

齢30になろうかという夏、周りではにわかに人生のひとステップを仏国で踏もうとする人たちがたくさんいて。 ある人は仏国へと旅立ち、ある人は翌年の婚姻を仏国で申し出て、ある人はやはり仏国へと旅立っていった。 東京にしばらく滞