自転車で釣る韓国【ep3】ついに!コクチを手にしたDAY3

///

DAY2からの続き・・・

3日目。今日がまる1日釣りができる最後の日になる。昨夜のうちにアタリをつけておいた、より山奥へと上がっていく川筋を狙って出発。ヤンさんがいうには、「コクチならこの川ならどこにでもいる」とのことだったが、果たして。

朝イチのポイントには15kmほど走って到着。いい感じの堰があって、いかにも釣れそうではある。夏には行楽で人が来そうな雰囲気の川縁。粘ってみるものの、全く反応なし。生命反応もないので、ここは見切りを付けることにする。

同じ川を今度は戻る方向に下ってみる。数km走ると、いい感じのゴロタが転がっているエリアに出た。若干足場が高くて、難しくもあるが物は試しと投げてみる。こういう、水面を確認してから、竿を出すまでのプロセスはやはり自転車が圧倒的に速い。クルマだったら見逃していたポイントだ。

小型のスプーンでリフト&フォール。足場が高く、水深がそうないので、ルアーの動きはすべて見えている。

……!

何か黒くて小さい魚が、小気味よくスプーンを追うのが見えた。これは…きっと…。

もう一投する。

会心のヒットで上がってきたのは、なんと、ついに、コウライオヤニラミなのであった。コクチだ! 大きな岩の陰からすばしっこく飛び出して食ってきた。サイズこそ小さいが、いいんだ。満足。韓国に来てよかった。このポイントでは、もう一尾追加。今度はジグヘッドで、岩の周りを重点的に狙いゲット。

昼食もあたりをつけていた海鮮ナベ。しかし、釣れた後のこの心の軽さと言ったら、最高であるよ。バイクで流していると、頬を撫でる春の風に祝福された気分になる。ありがとう。

午後はもうひとつ、狙っていたポイントへ。ここは前日、夕暮れ時にたくさんのアングラーが竿を出しているのが見えたポイント。おそらくはみなソガリ狙いだろう。あまり人のいるポイントって好きではないが、郷に入ればなんとやら。ローカルの釣りから学ぶこともあるはず。というか、釣れているところを見たい。

グラベルロードの機動性ここに極まれり! の河原まではグラベルの下り。荷物満載だけど、ディスクブレーキの恩恵を感じる。

降り立ってみると、水量たっぷりの川のベンド。上から見るよりも流れが速い。そして水が結構冷たい。手持ちの竿が短い(5ft11)ので、キャストで遠くに飛ばせない。ここは7ftくらいのロッドがあるとよい。しばらくミノー、そのあとはジグヘッドでドリフトさせながら流していく。というよりも手持ちのジグヘッドでは軽すぎてうまく底がとれない。

小一時間ほどして、何かがヒット! ソガリポイントということで、いよいよ来たか! と色めき立つも、上がってきたのはコクチ。でも先ほどより少しサイズアップしていて、すごく綺麗な一尾。おそらくは、コクチを釣るアプローチを続けていれば、ソガリも混ざるだろう。

釣り人の数はちらほら。しかしみな釣れている様子はない。こちらはシャローにポイントを移したりしつつ、飽きない程度にコクチが反応してくれる。夕陽に照らされたコクチは、なんて美しいのだろうか。

残念ながらソガリのバイトはなし。しかし、人生で初めてのコクチを、7匹程釣ることができた。釣り方は合っている。ポイントもようやく見つけ出した。自転車でここまでたどり着けたことに、充足を覚える。

夜はピザをセルフ・デリバリー。こんな時にもキャリア釣りのバイクってのはいいものだ。

いよいよ明日が韓国釣行最終日。移動がメインになるが、何箇所かでは釣竿を出せるだろう。しかし釣りをしている時間というのは、あっという間にすぎていく……。

DAY4につづく。

編集者、ライター、サイクルロードレース実況担当(GCN)、レースMC、釣り人、シクロクロッサー。

自転車で行く釣り/Bike to Fishing/海外釣行/バス/渓流/シーバス

Latest from Blog

稲城クロス 2022 会場MCを担当しました

2019年10月の第5回大会を最後に開催が途絶えていた稲城クロスが久々の実施! 今回もありがたいことに会場MCを仰せつかり、稲城市へと馳せ参じました。 シクロクロスの普及レースとして位置づけられる稲城クロス。トップカテゴ

VISIT: 新潟県六日町

仕事で新潟の内陸部へ。ローカル線は前日から運休が決まっているというほどに、雪がすごく降っているということだが、大宮から乗った新幹線の車窓は、これでもかと晴れていて、これから雪国に行くという実感が持てないのであった。 トン

津波でレースがなくなることもある

津波注意報でシクロクロスレースがなくなった。短い人生も、生きていればいろんな理由でレースがなくなるものだ。シーズンオープナーの千葉シクロクロスでそこそこに走れたこともあり、気合は十分。前日にコース試走動画までチェックして

1月2日、登山

明けましておめでとうございます。年々、一年の振り返りもできないまま年末が過ぎ、新年になってしまうを繰り返しつつ、今年もよい年にしたいと思いを新たにする年始です。今年はできるだけブログを更新したい(…と毎年おもうのだけど)